今回のジャワ島・ジョグジャカルタの大地震ではたくさんの方から御心配頂きありがとうございました。幸い、ジャカルタは同じジャワ島ですが、ジョグジャから数百キロ離れており、全く被害はありませんでした。


ジョグジャではたくさんの建物が倒壊して、5000名近くの方が亡くなり、負傷者も多数出ているようです。病院で手当しきれない人達が外に溢れ、屋外で手当てを受けている人たちもたくさんいます。


こちらのTVではずっとジョグジャの被害の状況が流れていますが、原型を留めず瓦礫だけになった民家もたくさんあります。世界遺産のヒンドゥー遺跡「プランバナン寺院」も積み上げられた寺院の石が倒壊している様子が映し出されていました。(全壊はしてないようです)


今回、どうしてこんなに被害が大きくなってしまったのかというと、もちろん地震もとても大きかったのですが、前にもブログで書きましたが、インドネシアの建物の造りがひどいということです。レンガを積み上げただけの家ばかりですので、耐震性もなにもないというわけです。今回、亡くなった方々はこの家の下敷きになった方ばかりです。


スマトラ島の巨大地震・津波、そのすぐ後のニアス島での大地震に続き、今回のジャワ島ジョグジャの大地震。ジョグジャではムラピ山の噴火・火砕流も終わってませんので、本当に天災続きのインドネシアです。その度にたくさんの方が被害に遭い、とても心が痛いです。各国の救援も始まったようですが、一刻も早く復興がはじまりジョグジャの人たちが元の生活を取り戻せるように祈るばかりです。